【レポート】春の雪山訓練① 〜京都北山 金比羅山編〜

【日程】2024/05/18(土)
【参加者】受講者2名
【コース】金比羅山周辺
【記者】へっぴりゴシ

2024年度指導・遭難対策委員会の活動がいよいよ始動しました。
本年度第一回目の開催で、告知するまでの時間が少なく充分にPRできなかった点は今後の反省ではあります。

当日の参加者は、若干名減りましたが2名の受講者の方にご参加いただけました。
いずれも雪山が大好物なお二人♬

この日は真夏日の予報で、天気は山行日和でした☀️
まずは、レクチャーからのスタート
細やかなアイゼン、ピッケルの携行やヘルメット、ハーネスの装着についての確認と指導
安全登山の基本は身だしなみが大切です。

実践では、アイゼンをつけての歩行術や少しでも楽に安全に歩くための足の置き方など指導しつつ、急斜面でのフラットフィッティングを何度も繰り返す
脚のクロスはNG、2m先を見て最適な足の置き場所を考えましょう
ダイヤモンド歩行で登下降し、足のターンとピッケルワークの練習
これが中々難しくぎこちない、自然にできるように板に付くにはまだまだ練習が必要
トラバースや耐風姿勢も教わり、Y縣沢を登っていく。途中では岩場でのアイゼンの足の置き方の指導を受けながら、倒木ポイントへ
倒木ポイントでは、ナイフリッジなどを想定したバランス歩行や、アイゼン前爪を使った急斜面の登攀を疑似体験
Y縣尾根を乗越てから、急斜面の下りでも足の置き方を点検
下りは危険度が増します
脚がクロスしていないか、安定した場所への適切なアイゼンの置き方がチェックされ、この日の総集編です

皆無事に金毘羅山周回を終え、次回は実際に雪上での復習と滑落停止訓練です

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