【レポート】冬の行動技能講習会 〜アイゼントレーニング編〜

【日程】2024/12/15(日)
【参加者】11名 (会員6名、一般5名)
【コース】金比羅山周辺
【記者】へっぴりゴシ

9時前、冷たい小雨が降る中にもかかわらず、絵馬堂前へ11名の受講者の方に集まっていただきました。
今回は、雪山本番に突入する前に雪の無い金毘羅山周辺でアイゼン・ピッケルを使った基本的なことを習得してもらい、またステップアップのための練習のポイントを理解してもらうことが狙い。

A班とB班に別れ講習会を開始。
まず最初は、装備の説明や装着のポイントについて説明。アイゼンの装着は3分以内。
講師やスタッフから、装着後のチェックや注意点など受講者一人一人に細かなアドバイス。
その後は、Y縣尾根手前の斜面を利用しての歩行技能を実践。
アイゼンのフラットフッティングを地面に刺さる感覚を掴んだり、岩や木などの障害物に対し、どのように爪を置けば安定に楽に歩けるかを身をもって分かってもらう。歩いているうちに、土の斜面が雪稜に見えてきた人が居たのかどうだかw
ただ、雪がなくてもこれだけアイゼンの感覚が練習出来るのかと目から鱗。
斜登降ではピッケルワークを練習。ターンの時にどうピッケルをついて、どのようなステップで曲がるのかを最初はぎこちなくも、徐々にスムーズになってくる。身について自然に出来るようになるには練習あるのみです。
休憩を挟んで、今度は応用編へ・・・
Y縣沢の登りを、雪と岩のミックスと想定し、午前中に習ったアイゼンワークで岩のどこに足を置けばアイゼンが安定し、安全に通過できるかを、足の置き方一つ一つに講師から指導が入り、実感してもらう。
途中休憩がてら、倒木の上をリッジ歩きの遊びにチャレンジ。
その後、Y縣コルを乗り越えて、北側の急斜面を使った下降の練習。
登りと比較してグッと難しくなる。下での滑落事故も多く、より一層集中して歩行の練習に取り組みました。ここでも、フラットフッティングによる急斜面の制動や岩への足の置き方、ピッケルの突き方の熱い指導が入る。
時には少し厳しい言葉も、少しでも安全な登山を理解してもらうため。

結局、一日中グズついた天気の中でしたが、最後まで熱心に講師からの説明に集中してくださった受講者の皆様に感謝します。

いよいよ、雪山本番。本当の雪を踏んだ時に、今回の講習で習ったことの一つでも実感していただければ嬉しいです。

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